支店
勘定科目「支店」について紹介しています。本支店会計の際に使用する勘定科目ですので、本支店会計についても解説しています。経理や簿記の学習にお役立てください。
勘定科目「支店」とは
勘定科目「支店」とは経理処理において本支店会計導入している場合に必要になる勘定科目です。
本支店会計とは
本店と支店がそれぞれ独立した帳簿を持ち、独立した決算書を作成する。そして、その独立した決算書を元に合算した決算書を作成する。これを本支店会計といいます。
通常の取引は独立していますので、別々に会計処理しますが、本店と支店での取引に限ってはお互いに本店・支店の勘定を用います。本店には支店勘定、支店には本店勘定が必要になります。
勘定科目「支店」の仕訳例
・本店は支店に現金100万を送付した。
(本店の仕訳)
(借方)支店1,000,000 / (貸方)現金1,000,000
(支店の仕訳)
(借方)現金1,000,000 / (貸方)本店1,000,000
支店がいくつも存在する場合は、大阪支店、福岡支店などの勘定科目を設けて処理します。