![]()
損益勘定は決算の際に当期純利益を算出するために使われる決算のための勘定科目です｡損益勘定についてお調べの方は参考にしてください｡
![]()
勘定科目｢損益｣とは
勘定科目｢損益｣とは､決算において､当期純利益または当期純損失を判明させるための勘定科目です｡帳簿を締め切り費用科目と収益科目の残高を損益勘定にすべて集め､損益勘定で生じる差額を出すことによって当期純利益または当期純損失の金額が判明します｡
勘定科目｢損益｣の仕訳例
･決算において､費用の勘定科目すべての残高を損益勘定に振り替えた｡
(費用側の仕訳)
(借方)損益1,100,000 / (貸方)地代家賃1,000,000
/ (貸方)通信費100,000
･決算において､収益の勘定科目すべての残高を損益勘定に振り替えた｡
(収益側の仕訳)
(借方)受取利息100,000 / (貸方)損益3,100,000
(借方)商品販売益3,000,000 /
･上記の仕訳によって損益勘定に振り替えた費用と収益の額を比べると､損益勘定では貸方が200万円多いことになりますので､200万の当期純利益になります｡
また､この損益勘定の差額は資本金勘定にうつり､次期に繰り越しの仕訳を行います｡
