税理士などに決算業務を任せる場合も、決算については知っておく必要がありますので一度ご確認ください。
決算の意義
決算は一年間の会計期間における財政内容や損益状態を把握するために行います。また、決算において確定した会社の状態を、出資者(株主)や債権者(銀行など)に報告する必要があります。
定款によって決算月を決め、決算月または半年目に中間決算に決算業務を行います。
決算の流れ
・総勘定元帳より勘定科目の残高を確認する
・残高より試算表を作成し、記帳ミスがないか確認する
・商品の棚卸、有価証券の評価替え、財産や債務の確認を行います
・決算整理事項として、減価償却、引当金の設定、売上原価の算出等を行います
・決算整理事項に基づいて、精算表を作成します
・貸借対照表、損益計算書を作成
・決算報告
・納税