減価償却累計額
勘定科目「減価償却累計額」を紹介します。減価償却累計額勘定は間接法によって減価償却をおこなった際の固定資産の評価勘定科目です。減価償却の仕訳例を参考にしてください。
勘定科目「減価償却累計額」とは
勘定科目「減価償却累計額」とは、間接法によって減価償却を行う際の相手勘定として、有形固定資産の評価勘定科目です。
減価償却には資産価額を相手科目として減らしていく直説法と、減価償却累計額を相手科目として減らす間接法の仕訳方法があります。取得価額を正確に把握するために間接法を利用するのが一般的です。
勘定科目「減価償却累計額」の仕訳例
・自動車における当期分の減価償却30万円を行った。(間接法)
(借方)減価償却費300,000 / (貸方)減価償却累計額300,000
・車を100万円で売却した。帳簿上は取得価格300万円、減価償却累計額150万円。
(借方)当座預金1,000,000 / (貸方)車両運搬具3,000,000
(借方)減価償却累計額1,500,000 /
(借方)固定資産売却損500,000 /