手形売却損
勘定科目「手形売却損」を紹介します。手形売却損勘定は受取手形を満期前に金融機関で割引きした際の手数料を処理する勘定科目です。取引例や仕訳例を参考に経理や簿記の学習にお役立てください。
勘定科目「手形売却損」とは
勘定科目「手形売却損」とは、手形を金融機関で割り引いた際に支払う割引手数料を処理する勘定科目になります。
受取手形は満期にお金を支払ってもらえる性質があり、現金預金が必要な場合は満期を迎えていない手形を金融機関に売却することがあります。これを手形を割引くといいます。
満期前の手形を引き取ってくれる銀行に支払う割引手数料が手形売却損です。仕訳例を参考にしてください。
勘定科目「手形売却損」の仕訳例
・手形を銀行で割引いた。
(借方)当座預金1,900,000 / (貸方)受取手形2,000,000
(借方)手形売却損100,000 /